田熊造園土木

高台の邸宅を、潤いの森で包む

伊勢崎市のI様邸。緑が美しく映えるシックな建物を、雑木林のような自然な植栽で彩ります。高台に位置し、周囲からよく見える敷地だからこそ、どこから見られても隙のない「雑木の庭」をトータルで計画しました。

想像を絶するスギナの根との格闘、土づくりへのこだわり、そして室内からの「額縁の景色」。全54枚の写真で綴る、職人の魂を込めた施工記録です。

着工前全景

1. 除草・根撤去と土壌改良:見えない敵との戦い

最初に向き合ったのは、一見普通の雑草。しかし、掘り進めるとそこには半端ないスギナの根が。これを残せば、どんなに綺麗な庭も台無しになります。

除草開始 スギナの根
「全てを取り除くのは不可能に近いが、限界まで挑む。」
大量の根っこを残土と共に搬出。弊社の残土置き場が山盛りになるほどの量を運び出し、清浄な土壌の基礎を築きました。
大量の根っこ 搬出作業
山盛りの残土

2. 良質土の搬入:植栽を支える「命の大地」

根っこを抜いた後は、植木に適した良質の土を何度も往復して搬入。これが数年後の木々の育ちを決定づけます。ようやくお庭の下地が完成しました。

良質土搬入 土入れ
下地完成

3. ウッドデッキ下地と雑木林の息吹

建物前にはデッキを。その前に土間コンクリートを施工します。並行して、砂漠のような空間を潤いある雑木林へと変えていきます。

土間コンクリート施工
植栽スタート 植え込み作業
「緑に囲まれる心地よさは、何物にも代えがたい。」
バランスをミリ単位で調整しながら、大量の植木を植え込み。一気に庭が潤いを取り戻します。
植栽1回目 完了1回目
大量の植木 第2回植栽
潤いの全景

4. 景石の配置と「生活優先」のデッキ施工

大きな石は使わず、随所に配置した景石が雑木の庭に骨格を与えます。デッキは生活の利便性を考え、先行して組み上げました。

景石配置 石の据え付け
庭の骨格 土間コン仕上がり
デッキ組み上げ 先行施工
下草の配置

5. アイアンウッドの背景:強風に耐える目隠し

境界部分には目隠しと風除けを兼ねたフェンスを。エコキュートとの狭い隙間にも、特殊な基礎を打設してシッカリと固定します。

境界未施工 境界確認
特殊基礎打設 ブロック積み
「どんな強風でもビクともしない、頑強な壁。」
超硬質なアイアンウッド仕様。お庭の背景としても、これ以上の素材はありません。
生コン打設 メッシュフェンス
柱立て込み 固定作業
胴縁取り付け フェンス完成

6. 鉄平石の小道と防草対策の徹底

鉄平石の乱張り園路。その複雑な形状に合わせて防草シートを精密に切り抜き、錆御影の砂利を敷き込みます。

鉄平石 仮置き
乱張り作業 目地詰め
防草シート 複雑な切り抜き
「水で洗った瞬間に、御影の輝きが蘇る。」
梅雨空に泣かされながらも、全てのピースが揃いました。玄関周りもピンクシャラを中心に美しく仕上げます。
砂利入れ 仕上がり
デッキ完成 玄関仕上げ
玄関植栽 門柱映え

完 成:爽風流れる「理想の雑木林」

完成:全景1 完成:全景2
完成:庭内部1 完成:庭内部2
完成:下草 完成:アオハダ
完成:景石 完成:フェンス背景
完成:小道 完成:爽風の庭
「室内からの景色は、額縁に収まった一枚の絵画。」
四季の移ろいを愛で、次の季節が楽しみになる。そんな豊かな暮らしを形にしました。
室内からの眺め1 室内からの眺め2

I様、この度は本当にお世話になり、ありがとうございました!

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