着工前:家庭菜園のある庭を“安全に遊べる芝庭”へ
既存デッキや果樹を楽しめる一方、表土の石混じりと勾配で“使いづらく危ない”状態。
安全性と広がりを作り直していきます。
「着工前」
既存のデッキをはじめ、家庭菜園や果樹の実りを楽しめるお庭ですが・・・
表土は大小の石が混ざり、お子さんが駆け回るには少々危険があります。
課題整理:石混じりの表土/前下がり景観/デッドスペース化
“広いのに狭く見える”原因を分解し、整地・目隠し・動線を同時に設計していきます。
そして、宅盤のレベルが上がっているため道路方面に勾配があり、
建物から見える景色は前下がり。
広い敷地ですが、とっても狭く見え、全体がデッドスペースとなっております。
目隠し効果を中心にお子さんが気兼ね無く遊び、機能性豊かなお庭に変化させていきます(^^)
境界づくり:ブロック+フェンスで目隠しと雰囲気を両立
境界を先に整えることで、プライバシーを確保しつつ庭全体の“骨格”を固めます。
早速境界部分の掘削から始めます!!
材料選定:SPリブロラグゼ+マイリッシュ(ナチュラルカラー)
濃色案からナチュラルへ。結果的に柔らかい印象が生まれ、“優しい庭”のテーマに合う仕上がりへ繋がります。
今回お客様と供に選んだブロックはマチダのSPリブロラグゼ。
フェンスは三協立山のマイリッシュ。
最初私の設計ではダーク系のフェンスのご提案でしたが、ご要望により
ナチュラルカラーに決定。
それがかえって雰囲気を良くしてくれております。
整地と客土:良質土で“平ら”を作ると庭は一気に広く見える
勾配と凸凹を整えることで、視界が伸びてデッドスペースが“使える庭”へ変わります。
境界部分が出来たら、早速良質土を搬入!!
だいぶ平らになり、今までよりずっと広く感じます(^^)
そして今回は植木の登場が少し早め。
鳥海石も搬入。
先に奥から:和室前を先行施工(後で入れなくなる問題を回避)
動線と施工順序が仕上がりを左右。奥を先に作り込み、最後まで美しく収めます。
なぜなら奥の和室前のお庭から仕上げていかないと
後で入れなくなっちゃうから(^^;)
次々に搬入。
和庭の見せ場:地窓からの景色(鳥海石+水鉢+枝垂れモミジ)
室内から“切り取って見える景色”を設計。角度と高さを揃えて、落ち着く和の眺めに整えます。
和室の地窓からの景色を造ります。
御影石の水鉢に枝垂れモミジをあしらいます。
奥の造作が終わったら主庭の作庭。
曲線デザイン:芝に合うレンガで“優しいアール”を描く
直線で区切らず、曲線で包むことで空間が伸びやかに。
庭全体をやわらかく見せるデザインの核になります。
芝生に合う色合いのレンガを使って。
優しいアールを描いていきます!!
デッキ脇や・・・
入り口部分にも(^^)
使う庭:菜園は枕木で区切り、生活動線を整理
“遊ぶ場所”と“育てる場所”を分けることで、庭の機能性が一段上がります。
そして、ご要望の広い菜園部分は枕木で仕切を付けます
防犯の工夫:ザバーン+砂利で“音”を味方にする
見た目だけでなく、踏み音(ザクザク)による防犯性もプラス。
和庭の雰囲気も崩しません。
そして和室地窓部分にはザバーンを敷いて砂利敷き。
ザクザクと音がするので防犯効果にも役立ちます。
仕上げ:芝張り+石組+下草で“ロックガーデン風”に締める
芝の柔らかさに、石と下草で表情を足していきます。境界の“固さ”を自然に和らげる役割も。
いよいよ最終工程の芝張り。
並行して手前部分の石組も!!
様々な下草類を植えて土留め兼ロックガーデンっぽく(^^)
アールのレンガが取り巻く芝庭となりました!!
そして最終的な細かい部分を仕上げ。
完成:アールのレンガが包む芝庭+奥行きを感じるエントランス
直線で囲わず“石と下草”で自然に土留め。奥が伸びやかに見える、やさしい景観が完成しました。
完成!!
手前部分はブロックやレンガでビシッと区切ることなく
石と下草を使ってナチュラルテイストに仕上げました(^^)
この石の土留めにより、奥がより一層伸びやかに見えて
奥行きを感じることができます。
四季折々の植物が入っておりますので
華やかなエントランスになることでしょう(^^)
空間を広く見せるように描いたレンガのアール。
芝生部分もタップリとったので、お子さんが安全に走り回れる
お庭となりました(^^)/
ご主人ご要望の和庭部分。
和室の地窓の位置と睨みながら配置したので、部屋からの角度もバッチリ!!
来客時に花や葉をそっと浮かべて頂くと風流です(^^)
目隠しの正解:高さ1800mmは“縦スリット”で防犯と風対策
完全に隠すと防犯面が不安、さらに群馬の強風リスクも。
角度で見え方が変わる縦スリットで、プライバシーと安全性を両立します。
そして最後に目隠し効果のあるこのフェンス。
今回の仕様ではブロックとフェンスを合わせて高さ1800mm。
目隠し効果を狙うとやはりこの位の高さが必要です。
しかし、1800mmと言うと普通の人の背よりも高くなります。
その時に心配なのは、防犯面。
まるっきり見えなくしてしまうと危険性が高いです。
そしてもう一つの心配は群馬県はとっても風が強いことです。
そういう条件の場合は縦スリットがオススメ(^^)
正面から見れば中の様子がわかります。
でも普通に歩く角度で見ればまるで見えません。
ちょっと離れれば、見えそうで見えない丁度良い目隠しとなります!!
プライバシーを保ちながらも防犯面や風災にも配慮した形となりました(^^)

群馬県で外構工事・外構リフォームをご検討中の方は、 外構工事の施工例(市町村別)・現場レポートまとめ もぜひご覧ください。太田市・館林市・千代田町・邑楽町・大泉町などの施工例を掲載しています。
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