建物を活かし、ヤシが咆える。
「シンプルモダン」を極めた機能美の庭
「引き算」が創り出す、極上の邸宅感
館林市のK様邸。デザイナーが手掛けた非常にエッジの効いた建物です。こうした現場では、庭がゴチャゴチャしては建物の良さを殺してしまいます。
「建物を活かすも殺すも、外構次第。」
メンテナンス性を極限まで高めつつ、シンボルツリーである巨大なヤシの木を際立たせる。機能とデザインが高次元で融合した施工記録、全41枚の全工程をじっくりとご覧ください。
着工前の静かな佇まい
建物の個性を確認1. 下準備:放置された大自然を「現場」へ
最初に向き合ったのは、草が主役となってしまった「大自然」の状態。まずはこの草を徹底的に処分し、地盤を露わにすることからすべてが始まります。
既存基礎を解体して間口を広げ、毎日の駐車ストレスをゼロに変える数センチの拡張に職人の魂を込めました。
2. 咆える巨木:ヤシとドラセナの降臨
お庭の魂となる植栽。ザルゲートガーデンの仲間たちと共に、K様が選び抜いた立派なヤシとドラセナを植え込み。街のランドマークとなる圧倒的な存在感です。
3. 基礎の嵩上げ:見えない不備を正す誠実さ
既存基礎の水平が出ていなかったため、妥協せず全体を嵩上げ。ヤシの木の周りにも専用の枠を組み、生コンを打設。化粧ブロックで美しく囲いを作ります。
4. ゾーニング:レンガが描く「遊び心」
直線的な建物に対し、庭には現場の感覚で美しい「アールの曲線」を。レンガで二つのゾーンに分け、内側を砕石で真っ平らに整地。これが耐久性の鍵です。
5. ヤシデッキ:アイアンウッドの休息所
ヤシを囲む最強のアイアンウッドデッキ。ブロックをお化粧し、防草シートと砂利を仕込んだ上に、3m×3mの広大なプライベートステージを組み上げました。
6. 人工芝と照明:メンテナンスフリーの極致
広大な敷地に鮮やかな人工芝を施工。さらにヤシの木を闇夜に浮かび上がらせるスポットライトを設置。リゾートのような夜景を演出します。
7. 機能美の完成:浸透升とステンレス水栓
排水を考慮した浸透升の設置、そしてドラセナやインターホンカバーと調和するオシャレなステンレス水栓を完備。細部までカッコよさを追求しました。
完 成:建物の良さを最大化した作品
K様、職人冥利に尽きる最高に幸せな現場を、ありがとうございました!
